紙袋を作るとき、選ぶとき、皆さんは何を重視しますか?紙袋自体の色やデザインはもちろんだと思いますが、実は紐(ひも)も、紙袋の印象を左右する重要なデザイン要素のひとつです。 “持ち手”や“ハンドル”など、いろいろな名称で呼ばれる紙袋・手提袋の紐(ひも)ですが、その種類をざっくりと3種類に分けると①丸紐②平紐③その他ではないでしょうか。というわけで、それぞれの特徴をご紹介いたします!
丸紐(紙丸紐、スピンドル紐)
街中でもよく見かけるのが丸紐です。もちろんベルベのオリジナルオーダーの中でも一番人気!素材も、紙・アクリル紐・ポリプロピレン(PP)と様々です。
丸紐(紙丸紐、スピンドル紐)の特徴は
「持ちやすい」
「コストが安い!」
だけではなく
「店頭ディスプレイにした時に、紐が立っていてかわいく見える」
など、見た目の可愛さも兼ね備えているところです。
中でもベルベが最もおすすめする素材は、紙丸紐。紙丸紐の魅力は「最も低コストで、最もデザイン表現バリエーションが多い」ところです。
実は、オリジナルオーダーの紙丸紐は、太さ、色、色のコンビネーション(2色混合紐)の3点を選ぶことができます。
太さ
色
コンビネーション(2色混合紐)
※ゴールドとシルバーは選ぶことができません
コンビネーション紐を使うことで、紙袋全体の印象がぐっと変わります。ピンク・黄・オレンジ・さくら・ブルー・ラベンダー・ライトブルー・ブルーグリーンなど、明るい色を組み合わせれば、シンプルな紙袋もPOPでCUTEな印象に変わります。黒・クラフト・ダークグレー・グリーンティー・金茶・ネイビーグリーン・紫など渋い色の組み合わせは、シックでありながらどこか印象に残る紙袋を作ることができ、きっとブランドイメージの醸成に一役買ってくれると思います。太さ×色×色のコンビネーション(2色混合紐)の組み合わせで、デザインの幅は無限大になります。
平紐(紙平紐・アクリル平紐)
ショルダータイプの紙袋でよく使用されるアクリル平ヒモ。水濡れに強く紙袋の内側をスナップで止めることができるハッピータック。強度が必要な紙袋でよく使われるイメージの平紐ですが、最近ではデザイン性にも注目されています。アクリル平ヒモやサテンの平紐はハイブランドや、結婚式場などにも人気です。また紙平紐は強度面では他の素材にはかないませんが、デザイン面で和菓子・洋菓子店を中心に、少しずつ人気を伸ばしています。
平紐の特徴は
「強度が高い」
だけではなく、アクリル平紐やハッピータックは、丸紐ほど多く流通していませんので
「他とは違う印象を出すことができる」
のもその一つです。丸紐(スピンドル紐)よりもコストメリットは下がりますが、その分、丸紐にはない特徴もしっかり持ち合わせています。
平紐
アクリル平紐
ハッピータック
その他
紐を手作業でつけることで、①丸紐②平紐以外の紐もつけることが可能です。日々紙袋のデザインも、お客様のこだわりや要望に合わせて進化していくものだと思います。「こんな紐、紙袋につけることができますか?というご相談も、ぜひベルベにお寄せください。
※参考商品。サンプルとしてベルベのスタッフが手作りしたものです。実際に販売しているものではありません。
紙袋・手提袋の紐(ひも)の世界を広げることは
紙袋デザインの幅を広げること
私たちはそんな風に考えています。ベルベでは、企業のデザイナー様からのデザイン入稿も受け付けています。また、デザイナー様からのお問い合わせには、ベルベの専門スタッフが対応させていただきますので、安心してご相談・ご発注いただけます。デザイン仕様だけではなく、これからは紐のこともぜひお気軽にご相談いただければと思います。唯一無二の紙袋を一緒に作りましょう!