普段から紙袋やパッケージ、ラッピングに触れている方の声を聞いて商品作りに生かしたい。ベルベ商品企画部では、ユーザーの声を商品作りに生かすため、お客様座談会を開催いたしました。第一回目の今回は、イベントやネットショップなどで商品を販売している個人作家さんにお集まりいただき、意見を聞いてまいりました。
//お集まりいただいた作家さんはこちらのみなさんです//
キャンドル・ハーバリウム教室を主宰されているkivi(キヴィ)キャンドル様
ハンドメイドアクセサリーのmellow(メロウ)様
刺繍作家のhitototori(ひとととり)様
ベビーグッズと出産祝いのお店plume(プルーム)様
フェイクスイーツ作家のプティ・ボヌール様
西東京や所沢を中心に家族が楽しめるイベントを開催し
ハンドメイド作家さん達ともご縁が深い nikoフェスのご担当者様
ハンドメイド作家さん、起業ママさん達に寄り添ったデザイン屋さんパセリデザイン様
ケーキやお茶をいただきながらまずは自己紹介。みなさんメモをとったりHPを見たり、作家同士の交流に興味津々です。
小さい紙袋や無地の商品を充実させて欲しい!
ハンドメイドアクセサリーのmellow(メロウ)様と刺繍作家のhitototori(ひとととり)様、アクセサリー作家さんを中心に要望が高かったのが無地の商品。紙袋、平袋、クリアバッグともに無地の商品が作家さんに好まれるそうです。「無地の袋にロゴのステッカーを貼ったり消しゴムハンコを押したり、とにかく無地が重宝するんです。」「小さい紙袋ほど束で販売していないことも多いので、小さい紙袋の充実も期待しています。」と、アクセサリー作家さんならではの意見をいただきました。
作家が本当に欲しいのは、商品をより良く見せるラッピンググッズ!
みなさん共通する要望は「とにかく商品を見せるラッピングが欲しい」ということ。例えば全面にデザインが入ってしまっているクリアバッグ。ベルベの人気商品なのですが「少しの柄は商品を引き立ててくれて良いけれど、商品が見えなくなるほど柄が入っているのは選びません。」とのこと。ベルベの開発担当市辺も「クリアバッグはベルベでも主力商品なので、無地の商品を増やしても良いかもしれませんね。会社に帰って早速企画をあげてみようと思います!」と企画開発に意欲を燃やしていました。
クリアバッグ パールレースだと商品が見えるけれど…
クリアバッグ レースィだと商品が見えないのでは選びにくいそうです。ハロウィンやパーティなどで市販のお菓子を小分けにして配ったりするのは、中身の見えない方が良かったりもするということで、商品ごとの用途提案の参考になりました。
レターパックに入るラッピンググッズが欲しい!
「レターパックで発送するのに、潰れないでなおかつ3cm以内の幅のラッピンググッズが欲しい。」と具体的な意見をくださったのは、ベビーグッズと出産祝いのお店plume(プルーム)様。商品の特性上出産祝いとしてラッピングして発送することが多いそう。その際レターパックを使うことが多く、ちょうど良いラッピング方法を探すのに苦戦してきたとのこと。「今はかわいい紙皿を使ったラッピングに、ベルベのステッカープチスタンプを貼るラッピングスタイルに落ち着いています。プチスタンプのように、男女どちらでも使えて可愛すぎないデザインのラッピンググッズも増えると嬉しいです。」
フィッティングイベントで”ちょうど良い”ラッピングが見つかる!
plume様のもうひとつのお悩みが、すでにPP袋に入っているスタイやマスクなどをセットラッピングするときに、“ちょうど良い”ラッピング商品が見当たらないとのこと。そこでベルベのサンプルをいろいろ試してみたところ、PPスタンドバッグがシンデレラフィット!「これならレターパックにも入りそうだし、お母さんも喜びそう!」。
新商品を開発するだけではなく、自由にフィッティングできる機会を設けることで、お客様の商品にぴったりのラッピンググッズが見つかることもある。フィッティングできる機会を増やすことも、既製品の可能性を広げる一つの方法かもしれないと、こちらも参考になりました。
持ち帰るという需要と、商品を高く見せるという需要。
フェイクスイーツ作家のプティ・ボヌール様がフェイクスイーツを作るワークショップで大切にしていることは、子供が気軽に楽しめること。なので高く見せるというよりも、きちんと持って帰れるということに重点を置いています。「フェイクスイーツのような壊れやすい物を持ち帰ることができるアイデアなどもプロの視点で発信してもらえると嬉しいですね。」とご意見をいただき、ますます情報発信の必要性も感じました。
ハーバリウムにぴったりのパッケージをずっと探しています!
そんな声をあげてくださったのが、キャンドル・ハーバリウム教室を主宰されているkivi(キヴィ)キャンドル様。特にハーバリウムは、細身の瓶にぴったりのパッケージを見つけるのが難しかったそう。市販の幅の広い紙袋だと、ハーバリウムが倒れてしまいます。「ハーバリウムのボトルはいろいろなお店で買えるけれど、それを入れる紙袋のちょうど良いサイズがなかったんです。ワイン用だと少し大きくて…。ベルベさん、一緒に作りませんか?!」と嬉しい申し出も。ハーバリウムのボトルには、ベルベの既製品OPP袋がまさかのシンデレラフィット!!これをきっかけに商品開発の可能性も広がりそうです。
ユーザーの声を聞きながら、ベルベは進化していきます。
座談会は盛り上がり、予定していた時間はあっという間にすぎてしまいました。ユーザーアンケートからでは読み取れない生の声を聞かせていただくことで、ますます商品開発への意欲が高まりました。ベルベでは今後も、お客様の声を取り入れて、より魅力的な商品の企画製作に力を入れていきたいと思っています。