山本 総務部 課長代理・24年目・東京都出身
(記事内情報は2019年9月現在のものです)
ベルベにお電話をいただいたことがある方の中には「ベルベに良いバリトンボイスの人がいる・・・!!」とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そう、きっとそれは山本さんです。社内でも寡黙な印象の山本さんですが、お仕事への想いは日ごろからもっと話してほしい!!と思うような充実のインタビューとなりました。
入社してから3回のシステム改革
基盤となるデータ作成から自分でこなす
―まずは山本さんのお仕事について詳しく教えてください。
(山本)社内の販売管理システムの運用と管理、発注業務が主な仕事です。
販売管理の面では、売り上げの統計を出したり、在庫の動きをデータ化したり・・・そしてそのデータを社内の必要な人に知らせたりしています。
社員にシステムの使い方を教えたり、ネットワークやセキュリティの管理も担当しています。
―パソコンに関する業務のことなら山本さんに!という声もあるほど頼られている山本さんですが、もともとパソコンが得意だったんですか?
(山本)いえ、入社前は遊び程度で触っていた程度で、特にパソコン関係の仕事をしていた、とか専門学校に行ったとかではありません。たまたま引継ぎをするタイミングだったり、要望に応えているうちにそれに伴う知識を得ていったというところです。
入社した時がちょうどWindows95が普及し始めたころで。まだインターネットなども一般的ではない時代でした。入社2年目に今の総務部にあたる管理部に配属されて、5,6年目くらいの頃当時社内システム管理を担当していた方が退社したので、それに伴い引継ぎをして今に至る・・・と。
引き継いだ当時から大きく3回ほどシステムが変わりました。基盤となるデータ作成も私が担当するので、その節目は自分的に大イベントです。十数年前の古いシステムでは、請求書を一枚出すのにも今の何十倍も時間がかかっていたので・・・請求書を発行するのに徹夜する、なんて時代もありましたね。どんどん大きくなっていくデータ量にも対応しなくてはですし、セキュリティ面でも当時から考えるとだいぶ改善されました。
オフでは甥っ子や家族と過ごす時間も大切に
―趣味が競馬、とのことなんですが山本さんならデータ分析など得意なのでは…
(山本)そうですね。以前はそういったこともやったりしていましたが、今はインターネットでなんでも情報が見られてしまうので。
最近は「一口馬主」を始めました。普通に馬主さんになるのは大変なので複数人で一頭を支えることで馬主気分を味わえるというか。まだ仔馬の頃、デビューできるかも分からない状態の時に募集がかかるので「血統」で選びます。「血統のドラマ」みたいなものが子供のころから好きで。
競馬ゲームでも、自分で作った血統を眺めてニヤニヤしたり。ギャンブルというよりも、馬や「血統」というものが好きで楽しんでいます。
―山本さんはよく甥っ子さんにプレゼントをあげているとか。
(山本)5歳になる甥っ子が夏休みのような長い休みはよく遊びに来るので、ほぼ一日中一緒にいますね。戦いごっこに目覚めてきた時期なので悪者役をやってアザを作ったり・・・。今は生まれたばかりの姪っ子へのプレゼントを考えています。
―お休みの日の優しい山本さんの一面が!!おうちでは猫ちゃんを飼っているそうですね。
(山本)「ムームー」という名前のスコティッシュホールドを飼っています。
実は妹がこの猫をイラストにしてベルベのコットンバッグに描いてネット販売していたという出来事がありまして・・・。家の近所にベルベの直営店があるんですが、そこで買っていたらしいです。全然知らなかったので、分かってからは私が自分で発注して購入して、これに描きなよと渡した、なんてエピソードがありました。
▲実際のバッグ。モデルの愛嬌もさることながら、クオリティ高い!!
「今までの歴史」を大切にしながら便利に進めていきたい
―どんどん山本さんの優しい面が明らかに…!そんな山本さんがお仕事をするうえで大切にしていることを教えてください。
(山本)システムの効率化を、社員やお客様を戸惑わせることなく進めていくことです。便利だからとガラッと変えてしまうことはできますが、それだと今までのやり方に慣れている社員もお客様も戸惑ってしまいますので、「今までの歴史」を大切にしながら便利に進めていきたいです。とはいえ歴史を大事にしすぎると時代の進化に置いていかれてしまいますのでそのバランスが大事だと思っています。
回転数を上げて不良在庫を減らすためにシステムを有効活用する方法なども常に模索しています。残念ながらあまり動かない商品は廃番にすることも提案しなくてはいけないですし・・・逆に新商品がだんだん動き始めるのを数字から感じられるので嬉しいですね。
システム内のどこを見たら必要とするデータがあるか、ということを社員にわかりやすくすることも心がけています。よく「顧客満足度」という言葉を聞きますが、私の場合はシステムの効率を上げて社員が働きやすくなること、「従業員満足度」を挙げていきたいと考えています。ここ最近で言うと、システムの改変で社内のペーパーレス化が進んだことで受注業務の一部がスムーズになったという声を聞きました。
―では最後に、山本さんの選ぶ隠れオススメベルベ商品を教えてください!!
(山本)日々はデータと向きあうことが多く、なかなか商品そのものに触れる機会が少ないので迷ってしまいますが・・・
気になっているのがIPPガゼットです。もともとがOPPなどと比べると多い数が出る商品ではないのですが、このところ急に伸びているなと。
ベルベの製品は「商品を販売するための商品」なので、何に使われているか(お客様の方で何が売れているのか)というのはお客様の業態などから推測するしかないのですが、そういったデータ分析から今後の商品開発のヒントになればと思っています。
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