こんにちは。ベルベ、企画室市辺です。自称アナログ社員WEB成長期 第3話。
前回の第2話「WEB制作に必要不可欠な「ブランディング」」では、会社を見つめ直し、ブランディングについて学びました。第3話では、運営についてお話します。
WEBサイトを良くすることで社員へ与える影響。
“笑顔をつくる仕事は笑顔で行う”というベルベの哲学が決まり、だんだんと方向性が見えてきました。
ベルベらしさを伝えるイメージ画像はなにか。お客様が求める情報、使いやすいWEBサイトとはどんなものか。意見交換しながら、悩んだらベルベのブランディングに立ち返るという流れで、サイトの機能やデザインを進めていきました。
WEBサイトのデザインや機能面が固まったところで社内への報告、プレゼンテーションを行いました。
「デザインがシンプルでお洒落になります!」「商品を探しやすいように商品検索機能をつけたり、ベルベらしさが詰まったWEBサイトになる予定です!」と熱くプレゼンテーションを行いました。社員の反応は、「すごい!」「今どきのホームページだ!」と、とても好印象でした。この時私は、サイトを改善することで社員のモチベーションにもつながると実感しました。
WEBサイトは公開してからがスタート。
WEBサイトのリニューアルを任命されて約9か月。半年にわたる準備期間を経て2017年3月にベルベのWEBサイトがリニューアルしました。
この約9か月間、ベルベを見つめなおし、会社と向き合ってきました。そんな私の想い、会社の想いが詰まったWEBサイトがついに2017年3月全世界に公開されました。
この時の私は、燃え尽き症候群と言ってもいいほどの達成感がありました。しかし、燃え尽きている場合ではありません。
WEBサイトは公開がゴールではなく、そこからがスタートになるので頑張った自分に少しのご褒美はあっても、立ち止まってはいられないのです。
ベルベのWEBサイトの運営体制を考える
ベルベでは、サイトリニューアルを機にWEBチームを発足しました。
ブランディングづくりの際に、ベルベを見つけ直すことで以下の「ベルベの強み」が挙がりました。
・小回りの利く営業スタイル
・メーカーでありながら直営店を持っていること
この2点を踏まえてメンバーは、企画の市辺のほか、営業部から1人、店舗のパックマート部門から1人を招集。各部署から1人ずつWEBチームに入ることで多角的な視点から市場を見つめ、情報を集めて進めていくことになりました。
実際にお客様と接している営業や、店舗スタッフの声を取り入れることで、よりお客様の求めている情報を発信する事、またWEBサイトの使いやすさを追求する運営を目指すチーム編成を組むことになっていくのです。
WEBリニューアルで得た良い影響
WEBチームを発足した恩恵はWEB業務だけに留まりませんでした。
今までベルベでは別部署同士でチームを組んで動くという取組がありませんでした。
今回のWEBチーム発足により、それぞれの部署の情報交換の場としても機能しはじめ、WEBサイトだけでなく会社としても良い仕組み作りとなりました。
月に何回か行う少人数のミーティングは、日ごろのお客様の声やちょっとした業務の悩みなど雑談の延長戦で意見が言いやすい場になっています。
今まで販売する商品にばかり目を向けていた商品企画ですが、WEBチームでのミーティングで「棚に陳列した際に、どんなデザインでどういう風に使える商品なのかお客様に伝わりにくい。」という店舗スタッフの声を受け、
・梱包方法
・チラシづくり
・陳列の仕方
の改善にも取り組んでおります。
今まで「ちょっとしたことだから…」や「どこでこの問題を報告すればいいのかわからない」と1人1人が抱えていた悩みや問題を共有する場ができたことで、風通しも良くなり、それぞれの気づきにもつながっています。
また、各々が悩んだ時にWEBサイトで掲げている“笑顔をつくる仕事は笑顔で行う”という哲学に立ち返り、会社の方向性を示す1つの支点にもなりました。
<アナログ社員 WEB成長期 全5話>
▼社員WEB成長期 第1話
自称アナログ社員、コーポレートサイトリニューアル担当に任命される
▼社員WEB成長期 第2話
WEB制作に必要不可欠な「ブランディング」
▼社員WEB成長期 第3話
WEBサイトの運営体制と社内に与える影響
▼社員WEB成長期 第4話
お問い合わせ対応の仕組みづくり
▼社員WEB成長期 第5話
WEBサイトを通して取材が来た!!