木村 パックマートグループ長・入社11年目
(記事内情報は2019年3月現在のものです)
アパレルショップ勤務経験もある爽やかな雰囲気の木村さん。
社内では「きむ兄(にい)」の愛称で親しまれています。
―木村さんの具体的なお仕事内容を教えてください。
(木村)売り上げのことなどはもちろんですが、パートさんや店舗の相談役というか・・・相談役と言っても雑談をするだけなんですけどね。そういう雑談が大切だと思っています。今あまり動いていない商品をどうやったらお客様に見てもらえるようになるのか、とか。パートさんが実際にお客様に聞いた声をフィードバックして、どんなものが求められているのかを判断するのが仕事です。
実際にお客様と接する機会が多いパートさんだからこそ実感する感覚を大切にしたいので、楽しんで働いてもらいたいと思っていますし、お客様にもまた来たいと思ってもらえる店舗運営をしていきたいです。
―なんて頼もしい!雑談って大切なものが隠れてますよね。
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―では、きむ兄に「ギフト」として何をもらったら嬉しいか、なんて話を聞きたいです。
(木村)そうですね。ベルベに勤める前は10年以上アパレル系の仕事をしていたので、デニム生地の洋服ですとか、USEDのカッコいいシャツとかもらったら嬉しいです。洋服がすごく好きで、過去にジーパンを穿いたままお風呂に入ったこともあります。
-ええー!ど、どういうことですか!?
(木村)ジーパンを穿いたままで入ると、折り皺が自然に取れるんです。ジーンズのことなら長時間語れます。
-なるほど・・・アイロンだと不自然にピタッとしちゃいますもんね。初めて聞きました!洋服好きならではのエピソードですね。やっぱり雑談って面白い。
昔ながらの商品への愛着を大事に残していきたい
-木村さんにとって、思い出がある商品ってありますか?
(木村)昔ながらの商品に対して子ども時代の思い出みたいなものがあります。
「ベアコレクション」や、廃番になってしまった商品ですが「ミリオン」ですとか。
▲ベアコレクション | ▲ミリオン |
むかし近所の文房具屋さんで買うと入れてくれた思い出の袋が、実は入社してみたらベルベの商品だった・・・みたいな。店頭でも、お客様に「あっ、これ私が小さいころからある商品!ベルベさんが作ってたの?」なんて言っていただくと嬉しいですね。
こういったキャラクターものって、時代と共に古めかしくなってしまうものですが、愛着というか大事にしてくださるお客様が少なからずいらっしゃるので、なんらかの形で残して行けたらなぁとは思います。
-洋服好きの木村さんらしく、一押し商品は繊維素材を使用した新商品の「絹流(きんりゅう)」とのことで。
(木村)はい、このたび待望の復活をした商品です。数年前まで「レーヨンバッグ」として売れ筋商品だったんですが、特殊な加工をしているので機械の故障によって製造できなくなってしまって・・・
。ですがやっと製造再開の目途がたちまして、再販売となりました!和テイストの商品の中でもすごくおしゃれで。風合いがすごくいいんです。
機械の故障で廃番になってしまったときも、なんとかできないか、と印刷で再現しようともしてみたんですがやっぱりあの良さはレーヨン(繊維素材)でないと出ない、となりまして。他に似たものがない商品なので、廃番になった時もお客様からのお問合せも想像以上だったんです。
なのでこれでやっとまたご案内が出来ます!ぜひまだ実物を見たことがない方にも手に取っていただきたいです。