トレンドの先端を走り続ける「ボタニカル」柄登場
「植物の」といった意味を持つ“ボタニカル”。アパレルなどの分野では、花や葉などのイラストを組み合わせた柄を指します。近年では、アパレルのほかにも家具や壁紙などにも多用されています。コンスタントな人気を博すボタニカル柄は、老若男女はもちろん、使用シーンも選ばないのが魅力。そんなボタニカル柄をあしらった「ボタリカ」の誕生について、包み隠さずお話します。
開発のきっかけ
「長く続くトレンド」というお客様からの要望
開発を決意したのは、お客様からの「自然派でナチュラルな柄で紙袋を作りたい」という声でした。当初はそのお客様のオリジナルオーダー(フルオーダー)として制作する予定でしたが、ベルベの既製品として「自然・ナチュラル柄の紙袋」を作ることになりました。そのお客様とはすでに花柄の紙袋はいくつか制作していたので、近年の“よりナチュラル志向”の流れに乗り、花柄ではなくリーフモチーフの「ボタニカル柄」でお客様と一緒に開発を進めていくことになりました。
商品へのこだわり
●クラフトではなく、あえて“白地”で
“ナチュラル”からイメージされるカラーといえば、紙の素材感が残るクラフトが定番。そこで、クラフト紙をベースに紙袋の開発を始めました。しかしボタニカル柄のクラフト紙に合いそうなインクカラーと紐の色をいくつ試しても、なかなかしっくりくる組み合わせは生まれませんでした。試作を繰り返すうちに至ったカラーは、意外にもクラフトではなく「白地の紙」に「深緑のデザイン」でした。
●蝶の模様が○○に見えてしまい……
ひとくちにボタニカル柄と言っても、デザイン次第で印象が全く異なります。近年は「植物・鳥・蝶」の組み合わせがトレンドであることと、新商品のターゲット層を踏まえ、「存在感があり華やか、だけど派手すぎない」という案をベースにデザインを起こしていきました。
しかし、提案の過程で蝶が“蛾”に見えてしまうという問題が…。色数を減らしてシンプルにしようとすると、どうしてもその壁にぶつかってしまいます。繰り返し様々なパターンを作成し、誰が見ても蝶に見えるイラストに固めていきました。完成した蝶のイラストは、ボタニカル柄をより華やかにしてくれました。
●模様とマッチする深緑の紐
紙袋を作る際に毎回非常に悩むのが「持ち手」です。紙袋と紐、様々な組み合わせを試し、コンセプトや目的と合うものを選んでいきます。ボタリカでは、紙袋のデザインの色とそろえた深緑の紐を採用しました。青とも緑ともとれる絶妙な色合いの紐が、紙袋により洗練された雰囲気を持たせます。
おすすめの使用シーン
●自然派カフェや洋菓子店、洋品店に
ボタリカは「Botanical life」「Lifestyles of Health and Sustainability」「自然派Café & Cakeshop」をコンセプトに制作されているため、、自然派カフェや洋菓子店との相性は抜群。ほかにも、フラワー雑貨や洋品店のような場所にもよく合います。
●仏事返礼にも
一緒に開発したお客様から、「落ち着いた色合いや模様は、仏事返礼にもアリかも」とのお声も。ぜひ返礼品を入れる紙袋としてもご使用いただければと思います。
近年ますます注目を集めるボタニカル柄。そのボタニカル柄を取り入れた紙袋「ボタリカ」は、人を選ばないデザインのため、どんなシーンにも馴染むアイテムです。贈り物はもちろん、バッグからあふれたものをしまうサブバッグとしても溶け込みます。ナチュラル好きな方、そして「どんな紙袋にしようか悩んでいる方」にもおすすめできる商品です!
●ボタリカの詳細はこちらから