小酒井 武蔵村山工場 デリバリー パート1年目
(記事内情報は2020年2月時点のものです)
次々と流れてくる紙袋を迅速かつきれいに束ねる小酒井さんにお話を伺いました。
スピード、正確性、丁寧な検品を心がけています
―小酒井さんのお仕事について詳しく教えてください!
(小酒井)機械から印刷・製袋されて出てきた紙袋を検品し、決まった数で束を作る仕事です。
汚れ、印刷の色むら・版ズレ、紐の付き方、底の糊付けの部分など、様々な場所の品質をチェックしています。
▲検品する人が目に入るところに掲示してある、チェック項目のリスト。様々な箇所を素早くチェックしています!
(小酒井)工場の勤務ということで力仕事を想像していたのですが、皆さん優しいので重いものは男性が率先して請け負ってくれますし、危険な仕事はしないよう配慮してくれています。
完成した紙袋がどんどん流れてくるので、働き始めた当初は手早くチェックして束ねるのに焦ってしまいましたが、今ではだいぶ慣れてきました。版を変えるなどで機械が動いていないタイミングに機械長さんとコミュニケ―ションを取るよう心がけていて、仕事内容を確認してもらったり、気を付けるポイントなどを教えてもらうようにしています。
入ったばかりの頃、出荷後の商品で不良品が見つかったことがありまして…。同時期に生産された商品の箱を開け、シュリンクを開け、何千枚も検品しなおしたことがありました。お客様にも工場の皆さんにも、とてもご迷惑をおかけしてしまいすごく悔しかったです。そんなことが今後ないように、丁寧にしっかりとした検品を心がけています。
▲検品して25枚ごとの束に分けられた紙袋。ピシッとそろっていて気持ちが良いです!
(小酒井)入ったばかりの頃は他にも失敗ばかりで…出来上がった紙袋の束を手早く積み上げるのが難しくて。ラックの中にどんどん高く積み上げていくのですが、バランスを崩して山が倒れてしまい、せっかく出来上がった製品を汚してダメにしてしまったという苦い経験も・・・。今ではスピードも正確性も上がってきたので、以前よりは早くきれいに積み上げられるようになりました!
上には上がいる奥が深い仕事
―工場の方々のお仕事というのは工程の一つ一つに経験と体感で掴んできたコツがあって。一見簡単な動きに見えても素人にはマネのできない、コツの集大成があってこそのお仕事なんだということをお話からも強く感じます!私が今教えていただいたとしても、こんなにピシッと揃えられないですし、ましてやそれをあんなスピードでこなしてるなんて…!!
(小酒井)私より一年長く勤めている先輩の方がいて、その方の仕事ぶりを見ているとすごいなあ~と思うのですが、その先輩がさらに先輩の仕事ぶりをすごい、とお話されているので、まだまだ上には上がいる奥深い仕事だなぁと思います。
―そんな小酒井さんの最近ハマっていることが「空の様子をボーと見ること」だそうで・・・。
(小酒井)お昼を食べてから工場の周りに散歩に出かけているので、面白い雲がないかなと探しています。お友だちから、龍みたいな雲があったよ、という写真を見せてもらったのがきっかけで、よし私も・・・と思っているのですがなかなか難しいですね。見たままなかなか撮れなくて。もっと広がりがあって素敵なはずだったのに~と苦戦しています。
▲小酒井さん撮影の雲写真
―小酒井さんがおすすめするベルベ商品を教えてください。
(小酒井)黒紐シリーズです。私が働いている東京の武蔵村山工場で生産されているので、製造が開始されたとき、おしゃれでカッコいいなと思いました。
特別な感じがするので、誕生日プレゼントなどのラッピングとして使いたいです。シンプルなのでリボンで飾ったりなどの工夫をするのも楽しそうですね!
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