ベルべのオリジナル商品「フィルム窓付き段ボールパーテーション」の累計販売枚数が100,000枚を突破しました。オフィスをはじめ、学校や教育施設など、さまざまな場所でご利用いただいています。
徐々に行動制限が緩和され、以前のような活気を取り戻しつつありますが、完全収束にはまだほど遠い現状です。日々の生活の中でも人混みの中ではマスクの着用、手指の消毒、ソーシャルディスタンスなど、基本的な感染症対策はもはや日常生活のデフォルトになってきていますね。
ベルべの「フィルム窓付き段ボールパーテーション」もその一つ。ご新規のご注文はもちろん、リピートでご注文いただく件数も非常に多く、その使い勝手の良さ、購入価格や廃棄の手軽さが理由と言われています。
今回は、そんな「フィルム窓付き段ボールパーテーション」の商品開発秘話を包み隠さずお話します!
商品化のきっかけ
とあるお客様から「学校で使えるパーテーションはないか」とのお話をいただきました。当時、世の中にはプラスチック製のずっしりとしたパーテーションは存在していましたが、教育の現場では子どもたちが怪我をする恐れがあるためご提案できず…身近なもので作れないか試行錯誤した結果、ベルべでも扱っている“段ボール”を素材とした案で商品化を目指すことになりました。
ご要望にお応えするべく、試作は約10回も
▲考案当初の試作品 ▲数回目の試作品
▲数回目の試作品 ▲ペン立て付き台座の試作品
まず、たたき台で自立する形状で試作したものの、教室で使用するのにパーテーションで前が見えない…!という壁にぶつかりました。段ボールの質感・強度を踏まえ工場との相談を重ね、段ボールの型を作る時点で真ん中を四角くくり抜き、くり抜かれた部分は組み立てたときの足(台座)となるような仕様を試作しました。商品化、販売を開始してからの物事の動きは早かったものの、商品化に至るまでは実に試作を10回近くも行い、試行錯誤を繰り返しました。
空間を広く見せる工夫
▲茶色段ボールの試作品 ▲白段ボールの実際の商品
試作時には通常の茶色い段ボールで作成していましたが、実際にオフィスに配置してみると圧迫感を強く感じることに気が付きました。そこで、白段ボールで作り直してみると、視界が明るくなり空間が広く感じるようになりました。様々なシーンでお使いいただくことを想定し、圧迫感の少ない白段ボールを採用しました。
フィルムは既製品のOPPを活用
ベルべオリジナル商品ならではのポイントは、窓のフィルムはもともと販売していたOPP袋を使用しているところです。2枚の段ボールでフィルムを挟む案や、後加工でフィルムを貼り付ける案など出ましたが、どれも作業効率が悪くコストがアップしてしまいます。そこで、透明度が十分な既製品OPP袋の大きさに、パーテーションの型を合わせてOPP袋の中にパーテーションをスッと入れてしまうという名案が生まれました!
●既製品販売をしているOPPの為、原材料コストが最低限に!
●OPP袋は透明度抜群!
●お客様自身が組み立てるからコストパフォーマンス◎
●フィルムが汚れたら手軽に交換できるので衛生的!
こうして、お客様にもベルべにもいいこと尽くめの仕様に改良され、社内外からの様々な意見を汲み取ったニーズとコストパフォーマンスに優れた商品が出来上がりました。
社内で加工できる強み
出来上がったパーツの梱包は自社の物流センター内で行っています。ご注文数が多い時には社員総動員で検品・梱包を行い、できるだけ在庫を切らさないよう迅速に対応しています。社内で加工ができることで必要な時に即対応ができ、また商品価格のコストダウンにも繋がっています。
多くの方へ届くように
コロナ渦でなにかと制限がかかり窮屈な日常生活の中に、少しでも安心感を与えられるように…そんな思いも込めてベルべは、パーテーションの企画・販売を進めてきました。今までに、地元である東京都中野区にある幼稚園・保育施設へパーテーション1,000枚を寄付させていただき、子どもたちが安心して食事ができる環境づくりにお役立ていただいています。
必要としている多くのお客様の元へいち早くお届けできるように、これからもともに笑顔になれる企業として歩んでいけるよう努めてまいります。
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